施工例ブログ

  • 2018.08.04

    東京都練馬区 S邸

    設計の段階で、庭のプランを落とし込むことで、様々な可能性が生まれます。
    特にこれからの都市の庭作りでは「中庭」が、四季を感じ、快適な日々を過ごすヒントのような気がします。

     

    After

     

     

    Before

    都市の庭作りでは、広いスペースを設けることは難しく、坪庭程度であることがあります。
    この坪庭を、南側に設置した場合、奥行も無いために、強光線や強風で失敗することがあります。
    練馬区S邸の中庭は、建築家さんによりあらかじめに設けられたスペース。
    広さは、ドライスペースと併せても、2坪程度で必ずしも広いとは言えません。
    通常は、この位のスペースは、じめじめと暗い場合が多いですが、様々な工夫により、植物に適した環境になっています。
    まず、画像手前のドライエリアがグレーチングで地下に繋がり、また二階部分のベランダもグレーチングの為に、上下の風通しが確保されます。
    また、太陽光も適度に入り、三方がガラス窓の為、反射光で十分な明るさがあります。
    建物自体を、後翅のウッドフェンスで囲んであるため、風通しも十分、病害虫の被害も少ないと思います。
    繊細な林間の樹木を使う場合、強光線と強光には注意が必要ですが、期せずして林間の環境が保たれている状態です。
    しかも、植栽部分は一坪程度ですので、施工費も高額ではありません。